Free Minds Traveling over the Nature and Megalopolis
都会の喧騒の中にいても、自然溢れる憩いの場にいても、人は無意識のうちに世界との繋がりを断ち切れない。
とはいえ、都会からも自然からも、今いる環境からも人は時々離れたくなったりする。
そうした想いは、普段の生活の中で生まれる絆に対しても言えるだろう。
大切だからこそ、傍にある当たり前だと思う感覚が作り出す目隠しに、うっかりすると心が慣れてしまっている。
失ってからでは遅いと分かっていても、その目隠しを取る勇気を後回しにしてしまう。
そんな人間の複雑な想いと、自然と都会の風景を重ね合わせてみると不思議な気づきに至る。
その気づきを大自然の象徴である「海辺で泳ぐ女性」と、都心の代表「東京タワー」やビル群を組み合わせることで表現。
そのような試みを通じて、確かに存在するはずの、幸せを再認識するきっかけになる何かに繋げることができるのではないか。